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漢方薬の材料検査

 このところ、中国で製造された冷凍食品の問題が話題になっています。

 私が携わる漢方薬の分野では、材料の生薬についての検査の問題がやはりここ数年メーカーや生薬問屋さんたちの間で話題になってきました。
 数年前までは、購入した生薬を開封すると、小石や、毛髪、毛糸などが混ざっており、返品したりしいたことが、まれにありましたが、最近では、どこの生薬問屋さんも検査を密にやっており、そういったことは見かけなくなっています。
 その分、コストは高くなっていますが、今話題になっていることを考えるとやむをえないでしょう。

 漢方薬はここ何年かの間に、医療用(処方箋でもらえる漢方薬)、一般向け用についても殆どのメーカーが中国や韓国、台湾などで製造、または材料を購入したりしています。
 この面で、数年前から、「残留農薬」の問題や、土壌汚染の問題が生じたことがあり、各メーカーは死活問題として厳しい検査基準を設けたり、現地の生産地を確認したりしてきたと聞いています。また、大手のメーカーは、何社かが合同で、中国国内の大手生薬取り扱い会社と共同の検査基準体制を持つようにしているそうです。

 口に入れるもので中国製は引いてしまうという方も多いかもしれませんが、きちん基準を設けて、その代わり多少のコストをお願いすることもあるかもしれませんが、その製品で生活をしている人がそれぞれのところで安全性を高める努力や工夫をしていることも出来れば知っていてください。

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