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アトピー症状の対応例-赤ちゃん

 赤ちゃんでまだ授乳中でもアトピー症状や湿疹が現れ、ご相談にお見えになる方が増えてきています。来店されると、赤ちゃんの顔が塗り薬や保湿剤でてかてか光っていたりしますが、痒そうで見ているほうが少しつらくなります。

 授乳中の場合、赤ちゃんがとる栄養は、もちろんお母さんのおっぱいが中心になります。おっぱいの基はお母さんが食べた食事から作られることになります。
 
 ところがお母さんの胃腸がもともと弱かったり、冷えていたり、赤ちゃんの世話や数時間ごとの授乳で夜も良く眠れず疲れていたりすると消化力が落ちてしまい、食べ物の栄養素を基本単位まで消化分解(異化といいます)できなかったりすることが起こります。こんなときに消化に時間のかかるこってりしたものなんかをそれまでの習慣でついつい食べてしまう新前のお母さんが多いです。
 栄養素の中で特に注意が必要なのがアレルギーや皮膚炎の場合、たんぱく質で、これが最小単位のアミノ酸まで分解できずに、アミノ酸が数個つながった形(ペプチド)までしか消化できず、小腸の壁にもし何らかの障害があって、アミノ酸の数個つながった小さなペプチドが体の中に取り込まれると異種タンパクと体が認識してしまうと、これが立派なアレルゲンになります。(少し前の小児学会のアレルギーに関するところで確か発表がありました。)
 ここにストレスで肝機能が落ちていたりすると母乳の中にこれが混じりこんだりして赤ちゃんに負担がかかり、それを赤ちゃんの体が皮膚を使って排泄しようとするのが皮膚炎になる、というのが東洋医学的な赤ちゃんの食物アレルギー性の皮膚炎の解釈です。
また人間ストレスをためると、血液が酸性になりやすくなります。こうなるとおっぱいも味が変わるようです。またイライラしているときに血液中に増えた「イライラ物質」がおっぱいから赤ちゃんの体に入ると赤ちゃんもイライラしやすくなるようです。
 
 ですから店頭でご相談を受けているとやはりついイライラしやすいお母さんからおっぱいをもらっている赤ちゃんの皮膚炎が、お母さんにイライラを鎮め、肝機能をたすけてあげるとされる漢方薬を飲んでもらうと、赤ちゃんの皮膚炎が改善してくることは良くあります。

最近ではこれにお母さんの消化を助ける「フスマ」や「サンザシ」などが配合された補助食品を一緒にすることで、授乳中の赤ちゃんの皮膚を良くすることがかなりできるようになりました。
 もちろんお母さんの体調も良くなっていただいています。

 やはり、おかあさんと赤ちゃんのつながりは深いものです。

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