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五臓六腑

 東洋医学の考え方の基本に、「五臓六腑」を考えるというのがあります。「五臓」とは、「肝、心、脾、肺、腎」で「六腑」とは「胆、小腸、胃、大腸、膀胱、三焦(さんしょう)」です。
この臓腑は、専門的には「表裏」という関係があり「肝-胆、心-小腸、脾-胃、肺-大腸、腎-膀胱」となり、この表裏の関係は、それぞれの臓腑において深いものであるとされています。
 ここからは、少し飛躍した考えですが、この関係を発生学的に考える考え方があります。それぞれの臓腑は、実際の解剖学的なものとは違い概念的なものなのですが、発生学的に根本が同じものが組織化されるときに違う臓腑にはなっているが、元の性質がよく似通っているとするものです。
この考え方から、「心臓や小腸の細胞はガン化しない」(最近では小腸の細胞はガンになるときいたことがありますが)とか「大腸を良くすると呼吸器が落ち着く」とかがあるとする考え方があります。

 先月購入した雑誌「ニュートン」に「人体に隠された進化史」という特集がありました。これを読んでいてまた勝手に妄想が広がりました。
 例えば「肺は腸から飛び出した袋として進化した」とか、「脳(漢方的には脳の機能を心、脳髄自体は腎に属する)は腸の入り口にできた神経細胞の集合が原型」とかいった考えは、おおー、東洋医学の考えに近いと一人ごちていました。

 この本の中で、もう一つ興味深いのが、耳の起源です。「耳の起源は魚の体表に分布する水流を感知する器官か?」というのも面白いです。
 耳は聴覚と、平衡感覚に関係しています。
 ここで東洋医学的に面白いのは、平衡感覚がよくない状態のときに体の「水」のバランスを考えることが圧倒的に多いということです。体の水分がよどむとめまいや立ちくらみが起こるとされています。ですから水をさばく漢方薬がよく使われます。
 なんだか深い底の方でつながっている感じがしています。

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秋も深まり段々と朝夕肌寒くなってくると、日本酒の熱燗や焼酎の... [続きを読む]

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