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チャングムの誓いの中の東洋医学

 「チャングムの誓い」のドラマや、書籍はここに来てまた人気に火がついているみたいですね。私の周りでも、面白いと見ている方が増えています。ドラマのほうも面白くなっていますし、益々楽しみです。

 

さて、医学に携わっていて、特に医師の立場であれば、「誤診」というのあってはならないことです。ドラマの中でも、この「誤診」をめぐっての話がここ数話続いています。

 

王様の病気が「傷寒証」なのか違うのかです。

 

どうやら、先回の話で、チャングムが「傷寒証」とは違った見解を持ったようですが、まだはっきりはしません。
 この「傷寒証」というのは、前にも書きましたが中国の後漢の頃(西暦200年ごろ)に張仲景という人が書いた「傷寒論」に表された病気の捉え方です。この「傷寒論」は「寒邪」という病気になった患者さんがどのような経過をたどり、その段階ごとの治療法やその治療に用いられる薬剤とその調合方法、治療の判定、養生法などが書いてある医学書です。
この本の中にも、症状の捉え方を間違えてしまった時に、患者さんは症状の変化がこうなるから、このような手当てをしなさいということが書いてあります。ここでは「誤診」とはいわず「誤治(ごじ)」といっています。
 あと、症状によっては、他のところで間違った治療を受けて、「病気の型」が崩れてしまったものもあるとしています。これは「壊病(えびょう)」としています。

 

チャングムのドラマの中では、これからの展開次第ですが、これらの「誤治」や「壊病」になると、それを行った医師の責任は重いでしょうし、「傷寒証」それ自体とまぎらわしい病気や、「傷寒証」から起こる「雑病(ざつびょう)」になるのか展開が楽しみです。

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