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チャングムの誓いの中の東洋医学

 昨日放送の「チャングムの誓い」では、前回からの続きで、ヨンセンの病気が最初にあり、後半で、中宗王の病気にチャングムが疑いを持ち、お約束のピンチをまねくという流れでした。
 「風熱」と「血虚」の微妙な違いを利用して、ヨリが、ヨンセンと赤ちゃんを危険な状態にしようとしますが、これは何とか回避できました。
 このとき、脈診が出てきて、かすかに「浮数(ふ、さく)脈を感じる」と脈をとったほかの医女が報告しています。「浮数」脈は、風証、熱証に多い脈です。ヨリが報告していた妊娠時に多い「血虚」では現れる脈ではありません。
 治療に粗食にして、「梨」を多くとると良いとしていました。ドラマの最後のミニ事典でも「梨」が取り上げられていました。

 

「熱」の症状を中心にした、一般的にいう「カゼ」には、梨や梨の皮を漢方薬の生薬として使うことがあります。「杏蘇散(きょうそさん)」という処方には梨の皮を使います。喉の炎症によく、身体を潤す働きがあり、熱による粘膜の乾燥を改善するためです。
王様は、「傷寒証」による口内炎として治療を受けてきたものを、チャングムが疑っています。「傷寒証」は先ほど出てきた「風熱」とは別の考え方で考える「カゼ」や「流行やまい」の体系です。

 

この「傷寒証」を起こすと、さまざまな疾患を引き起こすことがありまさに「カゼは万病の元」という状態になることがあります。この「傷寒証」にも系統があり、その系統にしたがって治療が行われます。

 

しかし、人によっては、病状がこの系統から外れたり、体質的なことから起こす病気がありこれを「雑病」として区別することもあります。

 

ひょっとすると、王様はこちらかもしれません。来週が楽しみです。

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