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ウコンを「温める」「冷やす」から見る

 

ウコンが少し前からはやっています。テレビなどで何度も取り上げられ、健康にと飲んでおられる方も多いです。

 日本で売られているウコンは、「ハルウコン」「アキウコン」「ムラサキウコン」と何種類かありますが、昨日書きました、体を温めるか冷やすかの性質から次のように種類が分かれます。

 一番多く売られているウコン「姜黄(キョウオウ)」という種類のもので、ウコン色をしており体を「温める」性質があります。

 逆に「冷やす」性質のものが「玉金(ギョクキン)」と呼ばれるもので、姜黄より、色が薄くレモン色をしています。中国ではこちらを「欝金(ウコン)」とよび、姜黄と区別して使っています。

 

「ムラサキウコン」として売られているものは、どうも「我朮(ガジュツ)」であるらしく、これは体を「温める」性質のもので、もともとその苦味や辛味から、胃腸薬として使われたり、血液に流れを善くするものとして使われています。

 

少し前に、ウコンが肝臓の状態を悪化させたというニュースがありましたが、推測するに、肝臓の状態のよくなかった人が、「温める」性質の姜黄を飲んだことが問題ではないかと思います。
 肝臓の炎症の場合はやはり、「冷やす」性質のものを使うべきで、「温める」と病状を悪化させることが起こりえます。ここは、昨日書きました「温める」「冷やす」という漢方の基本的な考え方が大切になってきます。

 あと、「温める」性質の「姜黄」「我朮」は妊娠中の女性には絶対に飲ませてはいけません。これは、生薬の専門書には必ず記載がありますから、ご注意を。

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