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チャングムの誓いに出ていた食養生

 先回の放送分で、「脚気」に対しての色々な食事療法が出てきました。
 胃と脾臓(東洋医学的)が弱っているということが前提です。

 

食事では、豚、牛、鳥などの肉類を避ける。ネギ、ニラ、ごま油を避ける。逆に指示されたのが、おろした大根を重湯へ入れたもの、小麦やはと麦で作った重湯。小豆とコブをゆでて越した汁に砂糖を入れたもの、ナツメやニンニクを煎じたものもいいとドラマの中では出てきました。
  このあと、皇太后様の食事を調べたチャングムが、今回の話しの中心となる秘密の丸薬を作ります。
作り方は、ニンニクの臭いを消すために緑茶の葉を入れて、ニンニクを蒸してからつぶして、色付けに皮と種を取り除いた干しナツメと米ぬかをいれ、それらすべてを混ぜ合わせて丸めたものとしています。

 

これを1日に5丸とるように指示しています。これは気味の強い食品は適量を守ることがとても大切だからでしょう。

 

このニンニクと、米ぬかの効能として、ニンニクは、胃によく効き便通も整えるし脚気に効果があり、米ぬかは食欲がなく、吐き気のあるときに効くとしていました。
 現代からすると、両方とも、ビタミン群が豊富な食材で、なるほど脚気にいい食品です。
気味の強い食品をうまく使うことで薬になる例ですが、これをドラマの主軸にしていく話の進め方にはとても感心してしまいます。

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「漢方」カテゴリの記事

コメント

はじめまして。
「チャングム」のキーワードで知り、なるほどと感心しながら読んでいます。
実は私は主人公・チャングム役のイ・ヨンエさんのファンでそれをきっかけに
「チャングムの誓い(原題:大長今)」を見て、より多くの人に見て欲しいと
ファンサイトを作り応援しています。

以前は朝鮮王朝や漢方についても知らないことばかりでしたが
今はドラマを見ながら自然と興味が沸いてきます。
これからも専門家からの解説を楽しみにしています。

投稿: takara | 2005年7月 9日 (土) 22時03分

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